ロンドンJCF2021年教会テーマ聖句

このように揺り動かされない御国を受けるのですから、私たちは感謝しようではありませんか。感謝しつつ、敬虔と恐れをもって、神に喜ばれる礼拝をささげようではありませんか。』ヘブル人への手紙12章28節(新改訳2017)

2020年はロンドンJCFとしての礼拝を定期的に行うことのできない一年でした。無牧になったことや、新型コロナウイルスの世界的な流行により、ロンドンが都市封鎖されてしまったことなど、理由はありますが、このようなことは、ロンドンJCFの歴史の中で初めてのことだったのではないでしょうか。

2021年に入り、1月の最初の日曜日からロンドンJCFの礼拝はオンラインではありますが、一度も中断されたことはありません。神様が聖なる礼拝者を毎週送ってくださることにただただ感謝するばかりです。

『コロナ禍の教会』ということが、現在の世界中の教会の課題です。これまで当たり前に行われてきたことは、ほとんどができないことになってしまいました。しかし、できないことではなく、できること、やるべきことを考えたいと思います。それは、神様を礼拝することです。どんな状況であっても、神様を礼拝することを第一とする。それが教会の使命です。

ベブル人への手紙12章28節は、『新改訳2017』になり大きく訳が変わりました。これまで『奉仕』となっていたところが『礼拝』に変更されました。コロナの影響で私たちの奉仕も変わりました。これまでのような奉仕ができないという現実もあるでしょう。しかし、神様に喜ばれる奉仕を煎じ詰めると、それは『礼拝』と言えるということではないでしょうか。『礼拝』こそ神様にもっとも喜んでいただける私たちにできる奉仕なのです。

コロナであっても、オンラインであっても、ロンドンJCFは神に喜ばれる礼拝を捧げる教会でありたいと思います。愚直なまでに神を礼拝する、礼拝することを止めない教会でありたいと思います。 吉澤恵一郎(ロンドンJCF協力牧師)